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DellのSCG(Secure Connect Gateway)について調べてみた

仕事で使いそうな悪い予感がしたので調べてみた。( 一一)

SCG(Secure Connect Gateway)とは

Secure Connect Gatewayはハードウェア障害を検知・通知し、自動でサポートケースを生成する機能を提供する製品。
SupportAssist EnterpriseやSecure Remote Servicesと同等の機能を提供する製品。
現行環境に構築する必要あり、バーチャル版(仮想アプライアンス版)とアプリケーション版と2種類から選択可能。
SupportAssist Enterprise(SAE)やSecure Remote Services(SRS)といった製品はSecure Connect Gateway(SCG)に統合された。

そもそもSRS、SAEも初耳。。

SCGでできること

・ハードウェアやソフトウェアのアラートに対するプロアクティブなモニタリング
・テクニカルサポートへの連絡といった煩雑になりがちな障害対応の書道対応を迅速化
・定期的・不定期にログの回収およびログ収集作業の自動化
・テクニカルサポートエンジニアのリモートアクセスによる切り分けとソフトウェア修正作業の実施

製品比較(最小スペック)

SRS SAE SCG
CPU 1vCPU 4vCPU 4vCPU
Memory 4GB 16GB 16GB
Disk 64GB 140GB 140GB

SCGが収集するデータ

項目 詳細
ハードウェアとソフトウェアのインベントリ インストールされているデバイスコンポーネント、CPU、メモリなど
サーバに対するソフトウェアの設定 OS、システム、インストールアプリケーション、デバイス、ソフトウェア設定など
識別情報 システム名、ドメイン名、IPアドレス
構成情報 インターフェース、VLANなど
イベントデータ Windowsイベントログ、ダンプ、デバックログなど

※デフォルトではデバイスのサービス契約に関係なく、すべてのデバイスからデータを収集してDellサポートにデータが送信される。

データ転送について

顧客、Dellサポート間でTLSトンネルで接続され転送される。

感想

実際どこまでプロアクティブに動いてくれるかとお金次第ですかね。。
構築することになったらそちらもレポートできればと思います。

※後日談:vCenter必須だったため導入が見送りになりました。。。